女性の体はとてもデリケートで、常にホルモンバランスに変化が起こっており、それが原因で体や心の状態に大きな影響を及ぼしています。
特に、生理、妊娠、更年期などによって、さまざまな変化が生じて来ます。
その変化の過程で起こってくる症状や病気などを診断・治療するのが婦人科です。



一般婦人科では、主に生理不順、不正出血、下腹部痛、おりものの異常など、女性特有の症状を診ています。肩こりや貧血などの症状も、女性ホルモンのバランスの崩れによって起こるケースもありますので、どこの科にかかってよいかわからない場合などは、まずは当院までご相談ください。総合的な女性の病気を相談できる「女性のためのかかりつけクリニック」として、幅広い相談に対応し、当院にて検査をして異常が認められなかった場合には、専門の医療機関をご紹介いたします。
気になることがございましたら、どうぞお気軽にご来院ください。

女性の場合、月経(生理)が規則的に来ているかどうかが、ホルモンの状態を含めて心身の健康の状態を知る重要な要素になります。 月経の間隔や月経の量に異常がある場合、月経異常といいます。
主な月経異常は以下のとおりです。

月経周期に関する異常

無月経:月経周期が90日を超えた場合
頻発月経:月経周期が24日以下の場合
稀発月経:月経周期が39日以上の場合

月経期間・量の異常

過長月経:月経の期間が8日以上続く場合
過短月経:月経の期間が2日以内で終わる場合
過多月経:月経の出血量が異常に多い場合
過少月経:月経の出血量が異常に少ない場合

不正出血

月経以外で、性器から出血した場合は「不正出血」と呼ばれます。不正出血には、ホルモン異常よる出血と、子宮や膣に原因がある場合におきる出血の2つがあります。不正出血は悪性の病気のサインの場合もありますので、大した出血でないと思って放置せずに、いつもと違う症状で不安を感じられたら早めに受診ください。

月経困難症

月経困難症とは、いわゆる生理痛のことです。月経時に下腹部痛、腰痛などの疼痛を訴え、仕事や学業などの社会生活が困難になることもあります。月経困難症には、病気が原因の「器質性月経困難症」と、特にからだに異常のない「機能性月経困難症」の2つがあります。

PMS(月経前症候群)

月経開始の3~10日前から始まるイライラ、気分が沈んでしまう、身体の調子が悪くなるなど精神的・身体的症状で月経開始とともになくなっていくものを、月経前症候群(PMS (premenstrual syndrome))といいます。PMSの症状でお悩みの方はぜひご相談ください。
おりものは、女性ホルモンの影響を受けるため、色・量・においなどが月経周期に合わせて変化していきます。このいつもの正常なおりものの周期をご自身で理解しておき、におい、量などいつもと違う症状がみられた際は隠れた病気のサインかもしれません。お早めにご受診ください。
膣や外陰部、そのまわりのデリケートゾーンの炎症、かゆみ、かぶれ、できものによる腫れや痛みを感じたら要注意です。性行為がなくても外陰部に起きる感染症などの病気があります。早期の治療が重要な場合もありますので、お早めにご相談ください。
子宮の病気の早期発見・早期治療はもちろん、手術が必要な場合は、症状にあった適切な病院をご紹介いたします。

主な子宮の病気
・子宮筋腫 ・子宮腺筋症 ・子宮内膜症 ・子宮頸管炎 ・子宮内膜炎 
・子宮頸管ポリープ ・子宮頸がん ・子宮体がん など
旅行や温泉、結婚式やスポーツ試合など、どうしても生理を避けたい大切な日と生理が重なってしまう場合、ピルを使って生理日を移動させることができます。
生理日を移動させたい場合は、生理予定の10日前までにご受診ください。
心も身体も大きく変化する10代の頃は、心と身体のバランスを崩しがちです。 月経のつらい症状や生理不順、不正出血など思春期のお子さんの身体の変化を女性医師が優しくサポートいたしますので、安心してご受診ください。